工事を終えて・・・
お施主様と出会ったのは2年前の9月です。
出会ったときは、第一子の男の子もまだお腹の中でした。
希望に合った立地の土地を何件かプランさせて頂き、見学会にも何度も足を運んでいただきました。
そして土地を購入、『杉田さんところでお願いしたい』と杉田工務店を選んで頂きました。
間取りも考えながら水回りや窓、室内ドアなど色んなメーカーのショールームに一緒に行きました。
着工は出会って1年後くらい。工事中も何度も現場に足を運んでいただき、窓の高さや細かい位置関係の打ち合わせ、しっくい塗りも体験して頂きました。
今回、初めてキッチンもオーダーメイドで自分たちで製作しました。
完成の時には、お腹の中にいた息子さんも自分で歩き回れるようにまでになりました。
これからこのお家と一緒にたくさんの思い出を作ってほしいと思います。
リビング&ダイニング
杉の床や梁、柱など、無垢の木としっくいの白で自然素材をふんだんに使用。
キッチン前のしっくいグレーと階段手すりなどのモノトーン色を合わせることでナチュラルテイストの中でもかっこいい空間に。
また、しっくいグレーはお施主様自ら塗って頂きました!
キッチン
杉田工務店初!キッチンを自分たちで作りました。
扉は突き板を張っているので、年月が経つにつれ味の味のある色になっていきます。
ダウンライトの部分も色の濃い木、薄い木を交互に張ることで杉の床とマッチしています。
和 室
リビングから入ることが出来る和室の入り口には社長が材木屋さんで探した『くの字』のような自然の木を採用しました。
和室もしっくいですが、ラフ塗りではなく塗りムラの無い滑らかな仕上がりにすることで、品のある和室に仕上がりました。
階 段
階段は、厚めの杉の踏板で半分スケルトン階段に。ブラックが空間をキリっと締めてくれます。
階段下は、デスクスペースに。お子さんの宿題やちょっとしたデスクワークに使えます。
玄関・ホール
玄関にある木は、お施主様と黒滝村の材木屋さんに行って購入したものです。壁面にあるすのこ上の板は、旦那様の趣味の釣り具用品をかけるように作りました。
靴を脱いでホールまで行きやすいよう式台をシューズクロークまで繋げました。
トイレ
壁面一面を板張りにし、目立たないようプッシュ式で開く収納付きです。ヌタ(木の端)付のカウンターが壁面とマッチしています。
ペンダントライトは、端奥につけることでまぶしすぎず。壁面の木目をさりげなく照らして演出しています。
外 観
玄関ポーチ上部の軒裏は、化粧垂木を使った伝統的な工法で仕上げました。
造作ドア
リビングドアは、お施主様希望のヘリンボーンで。これも杉田工務店オリジナルです。一枚一枚、板の張る位置を考えながら作りました。